学問のすすめ/福沢諭吉 訳:齋藤孝を読んで~一度は読んで欲しい名著~

国家と個人の関係や、道理に基づいた考え方は何かということについて分かりやすく書かれている。 私は価値観を形成するためには、本来人間はどのような価値観を持つべきなのかを知っておく必要があると思う。 道理に基づいた福沢さんの考え方は王道ともいうべきもので、自分の価値観や考え方を構成するためにも一度は触れておいたほうが良いと思う。

WILL/本多孝好を読んで~今を生きる人に力をくれる~

死者の存在の大きさを考えさせてくれる話。 人は死んでも、その想いや記憶は消えることがない。 遺された人は個人の想いを受け止めて生きていく 主人公は謎を解明する過程で、故人が込めた思い、遺族や周囲の人が受け止めた想いを知っていく。 死者の想いは、遺された人々に引き継がれて連綿と続いていくのだと思わせてくれる作品。

カッコウの卵は誰のもの/東野圭吾を読んで~自分の生き方は自分で決める~

スポーツ選手はスポーツが身体を使うモノであるが故に才能が与える影響は大きいと思う。 本書でも述べられているが、100m走で外国選手に9秒代が出せて日本人選手に出せないのは身体能力の差が大きいだろう。 この身体能力の差は遺伝子の影響があることは間違いない。

小説土佐堀川―広岡浅子の生涯―/古岡智映子を読んで~自分に負けてはいけない~

勝たなあかんで。負けの人生は惨めや。負けたらあかん、他人にやない、自分にや(本書より引用) 本書で描かれている五代友厚の言葉である。浅子は非常に責任感が強い。自分ならば途中で投げ出してしまうような事でも「自分の責任だから」と取り組む。晩年も常に仕事を受けたり作り出したりして忙しくしていた。自分の力を目一杯出して生きた。 浅子は生涯自分に負けない人生を送った、と胸を張って言える人物だろう。